米づくり体験
Rice Growing Experience
日々の食事に欠かせないお米。どのような工程で作られているか、ご存知ですか。ゆ〜とりあ越中では、あねくら営農組合さんにご協力いただき、田植えと刈り取りを体験できる宿泊プランをご用意しました。ご家族やご友人と、富山の自然や田園風景に触れて、食育体験をしてみませんか?
米づくりの流れ
実は、田んぼで稲が育っているのと同じくらいの期間田んぼの外で下準備が必要なのです。
米づくりの1年間の流れの目安をまとめてみました。
1月~3月
土作り
4月
種もみ・苗床準備
5月上旬
種まき
5月下旬
米作り体験
「田植え」
9月下旬
米作り体験
「稲刈り」
10月中旬
乾燥・調整
土作り
寺家地域は、昼夜の寒暖差が大きな標高約180mの高台にあります。実はこの環境がお米づくりに適しているのです。田んぼに引き込む水は、ミネラルが豊富に含まれた源流水土壌。この恵まれた土壌を活かして、土を整えていきます。
種もみ・苗床準備
前年の稲刈りの頃に、特にできの良い種籾(たねもみ)を刈り取って大切に保存しておいたり、種籾を栽培する「採取農場」から新しく購入したりして、お米の元を準備します。
種まき
種籾を育苗箱に撒いていきます。あねくら営農さんでは、ハウス1棟あたり800枚、計4棟分の苗を育てています(1枚で25kgほど収穫できます)。田植えとは、こうして育った苗を、田んぼに植え付ける作業のことです。
田植え
米作り体験
特別に、機械を使わない「手植え」を体験しましょう。苗は3,4本を1セットにして土に埋めます。一般的には植えながら後退しますが、この辺りでは前に進みながら植えます。大変な作業のため、「こうりゃく」や「結」と言って、昔は親族や近隣住民が総出で田植えを手伝っていたそうです。
準備中
稲刈り
米作り体験
黄金色の稲穂が垂れ下がると、稲刈りの合図です。1番おいしく食べられるタイミングを逃さずに収穫を行います。
準備中
乾燥・調整
収穫したお米は、その場ですぐには食べられません。水分が多く含まれているので、すぐに変質してしまうのです。長期保存するために速やかに乾燥させ、品質を保つための乾燥作業を経て、私たちが普段食べているお米が完成します。