里山の四季だより

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里山の四季だより当館スタッフと仕事

田植えに参加しました

ご報告が遅れましたが、先月25日(日)第2回となる当館主催の田植え体験が行われました。
天気予報では雨の予報でしたが、なんとか午前中は天気ももってくれました。

あねくら営農組合様のご協力のもと開催される当イベント。
体験にお申込みいただいたお客様と一緒に、新入社員である私も参加してきました!

「ころがし」という農機具を転がして格子状の跡をつけ、その跡に沿って稲苗を植えていきます。
苗は3~4本を手に取って植えていくのですが、私はこの作業が苦手でした…。
苗を取るのに手間取ってしまい、周りの人にどんどん置いて行かれました。

また田植え用に長靴や軍手を用意したのですが、泥にハマって中々動けなくなってしまい
さらには軍手だと苗を数本取って植えていくのも一苦労だったので、
結局5分ほどで長靴も軍手も外して素足素手で参加しました。

参加者は横並びになり、1人3~4列ほどを担当します。
手でまっすぐ植えるのは難しく、自分が植えた列を振り返っては「こんなにくねくねになってるの!?」とビックリしました。
基本的には1人1つ稲苗のブロックを手にして進めていくのですが、
何人かは腰に苗かごをつけて苗をいくつかストックしておきます。
そして隣近所の人の苗がなくなったら渡してあげるという感じでした。
私は苗かごはつけなかったのですが、これもかなり重く腰に負担だったようです。

そしてやはり想像通り、ずっと中腰の体勢なのでかなり腰や太ももがキツかったです。
自分の列が終わると、体力に余裕のある人は折り返して再びスタート。
この頃には指先も少し痛くなってきて中々ハードでした。

天気は曇りで日差しがなく、熱中症などの心配がなかったのは良かったのですが
かなり風が冷たく、後半は田んぼの水の方があたたかく感じるほどでした。
去年の田植え体験は晴れで暑いくらいだったのですが、涼しすぎるのも大変ですね。

手植えをきりのいいところまで終え、田植え体験は終了となりました。
残りのスペースはあねくら営農組合様が田植え機でやってくださるとのこと。
現代は田植え機という便利なものがありますが、すべて手植えでやっていた時代は一体田植えだけでどれほどの時間がかかったのでしょうか。

田植え体験後は当館に戻り、あねくら営農組合様の「舟倉米」で作られたおにぎりを食べました。
五分搗き米と白米の2種類のおにぎりがあったのですが、どちらも大変美味しかったです。
田植えで疲れ切った身体に染みわたりました。

昼食後にご参加者様には当館のお風呂に入っていただきました。
かなり身体も冷え切ったので、温泉がいつも以上に気持ち良かったこと間違いなしです。
田植えをして、美味しいおにぎりを食べて、温泉に浸かる。
大充実の一日でした!

今後は新着情報でも田んぼの様子をレポートいたしますので、そちらもご覧ください。

(福)

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