立山黒部アルペンルート

先日のお休みに家族で立山黒部アルペンルートへ行ってきました。
立山駅前の駐車場で車を停め、立山駅からケーブルカーに乗ってスタートです。
立山駅の駐車場は無料です！
この日は平日（金曜日）でしたが雪の大谷のシーズンもあってか、ツアーのお客様や外国人のお客様もいらっしゃいました。

8：00発のケーブルカーに乗り、約7分で美女平駅に到着です。
美女平駅から次は高原バスで室堂駅まで直行です。
途中下車できるバスもあるので、弥陀ヶ原や天狗平へ行きたい方は直行に乗らないようにお気を付けください。
ケーブルカーを降りてバス乗り場へまっすぐ向かうと8：20発のバスに乗れました。
美女平から室堂までは50分ほどかかるので、私はバス酔い防止も兼ねて寝てました…。

バスに揺られること50分、室堂駅には9時ごろに到着。
着いてまず向かったのは…大観峰へ向かうバス乗り場です！
昨年で運行を終了したトロリーバスに代わり、新たに導入された電気バス。
ラッピングも立山黒部アルペンルートの風景で素敵でした。

立山の主峰・雄山（3003m）の真下を貫通している立山トンネルを通る電気バス。
約10分と短い運行ですが、トンネルの中を走るのはワクワクしますよ！

大観峰では展望台から景色を眺めて過ごしました。
大観峰から黒部平へつながる立山ロープウェイは、一本も支柱がない珍しいロープウェイです。

奥に見えるのが黒部ダムです！
今回は時間の関係でこの先には行かなかったのですが、大観峰から黒部平まで立山ロープウェイ・黒部平から黒部湖までケーブルカーを乗り継いで黒部ダムまで行くことができます。
黒部ダムの放水は圧巻なので、ぜひ皆様黒部ダムまで行ってみてください！

大観峰からの眺めを満喫した後は来た道を戻り、再び室堂へ。
雪の大谷を見てきました。

この日の壁の最高到達点は15m。多くの観光客の方が写真を撮っておられました。
写真では中々迫力が伝わらないのですが、大型バスより高い雪の壁は大迫力です！
実は室堂駅から雪の大谷まではそこそこ歩くのですが、標高が高いこともあってかすぐ息が切れてしまいました。
高山病もあるので、体力に自信のない方などはゆっくり歩いてくださいね。

雪の大谷の次は室堂平へ！まだ雪が残っているので、軽い登山用の装備がオススメです。

室堂平にあるみくりが池はまだ大部分が氷雪で覆われていましたが、
溶けているところから見える池の青色がとっても澄んでいて綺麗でした。

帰り、ホテル立山の近くでつがいの雷鳥を見かけました！！
雷鳥はハイマツなどで隠れていることが多いので、立山観光で見つけられたらラッキーです♪
左の黒い岩に乗って周囲を警戒しているのがオス、ハイマツの後ろにいる保護色で見つけづらいのがメスです。
ちなみに雷鳥を見かけた場所や様子を「立山自然保護センター」に報告すると雷鳥のシールを貰えますよ！

室堂平を一通り満喫し、この日は帰路に着きました。
立山駅に着いたのは14時ごろです。
通り抜けずに往復で立山駅から黒部ダムまで行く場合は、スタートを早める（始発で行く）か最終便で帰ってくる（17時ごろ立山駅着）のをおすすめいたします。

立山黒部アルペンルートは1日がかりの観光地ですが、1日かける価値のある場所です！
夏の高山植物や秋の紅葉など、立山は雪の大谷が終わっても見どころ満載です。
当館からは富山中部広域農道を使って約40分ほどで立山駅に着きます。
立山黒部アルペンルートへお越しの際はぜひ当館でご宿泊くださいませ♪

（福）