里山の四季だより

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当館スタッフと休日

立山の弥陀ヶ原

6月17日(火) 

立山駅から7:20発のケーブルカーに乗り、標高約2000mの弥陀ヶ原に初めて行ってきました。
平日のためか、往路はチケット購入も列に並ばずに済み、余裕をもって到着できました。

着いてみると、超がつくほどの快晴で空は青く澄んで高く、
下には雲海や遠く富山平野が見渡せました。
立山黒部貫光の関係者の方も「こんなに朝から午後までずっと快晴の日は珍しい」とおっしゃっていました。
おかげで富山の名山である大日岳、薬師岳に囲まれたありがたい弥陀ヶ原を堪能できました。

今回の目的は「立山カルデラ」、「雪解け後の高山植物」、「池塘」を見ることでした。

立山カルデラは想像以上にスケールが多く、太古の昔にあったといわれる火山や常願寺川への土砂の流出の様子が想像できるスケールの大きさでした。

ラムサール条約のエリアまでは雪で行けませんでしたが、途中の木道から見る池塘はほぼできてから形状が変わらないという意外な事実も知ることができました。

高山植物は、おなじみのチングルマやショウジョウバカマ、イワカガミ、イワナシ、ツマトリソウなど白や赤紫の小さな花が咲き始めでした。
日焼けするほどの天気の中、富山の自然の奥深さを体験でき、素晴らしいリフレッシュの時間を過ごせました。 

ちなみに、復路の14:40のケーブルカーは行きと違って定員いっぱいでした。
当館は、立山駅までは車で約40分で便利に行ける場所に立地した、
立山ルートの「穴場」なことも再度申し添えます。  

(旅)

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