富山でも美味しいお米の産地といわれる、大沢野でつくる、特別栽培米。

　私たちは、大沢野地区寺家で環境保全型農業に積極的に取り組んでいます。私たちのつくるお米は、特別栽培米といわれ、農薬、化学肥料を大幅に減らし、堆肥を使用した安全、安心に配慮したお米です。

　大沢野舟倉地区でつくるお米は、昔から美味しいと評判でした。それにはこの土地ならではのいくつかの理由があります。長棟（ながと）川から生活用水が一切含まれない澄んだ山の水を直接引き込み、土壌は、何代にも渡って守られた肥沃な大地です。そして、この地は富山平野から一段高い台地になっていて絶えず風が吹いています。このことが昼と夜の気温の寒暖差をもたらし、お米が美味しくなると言われています。この土地で、広さ20haを水田とし、コシヒカリを栽培しています。

　水田では、農業生産が継続的に行われることで、豊かな生態系が保たれています。おたまじゃくしをはじめカエル、白サギやキジなどの多様な生物が生息しています。これらの里山の生物多様性がお米を美味しくする最大の要因かも知れません。

　また、毎日のことなので特に気になりませんが、この環境で仕事をすることが私たちの健康の秘訣かも知れません。私たち総勢29名が丹精込めてつくったお米をぜひ、召し上がってください。